【レチノール】男のニキビ跡・シミにはレチノール!美容のプロも使っている”攻め”と”守り”のスキンケアを分かりやすく解説

ニキビ跡やシミ、シワの予防と改善に美容のプロもやっているレチノール

メンズ美容界隈でもレチノールというスキンケアアイテムについて目にしたり、耳にしたりする機会が増えているのではないでしょうか?

ヒアルロン酸やビタミンCなどの成分はご存じの男性も多いかと思いますが、今は空前のレチノールビタミンAでのスキンケアブームです。

女性よりも皮脂量が多く、紫外線で肌ダメージを蓄積してきてしまった男性にこそ、ぜひ使ってみてほしい成分です。ニキビ跡の色素沈着、シミやシワが目立つと年齢よりもかなり老けて見えてしまいます。

ニキビはいずれニキビ跡やシミになる

レチノールは、

  • 肌のターンオーバー促進
  • コラーゲンの生成
  • ニキビ・ニキビ跡の改善
  • ごわつきを改善
  • シミの改善
  • シワの改善

と良いことだらけなので、”今すぐ取り柄れるべきスキンケア”として注目を集めているんです。

ただこれだけの効果が期待できる成分なので使い方を間違えると、炎症を起こしたり意図せず皮むけしたりなどのトラブルが起こる可能性もあります。

この記事では、男性のニキビ跡・シミ・シワ改善におすすめの高機能スキンケアのレチノールについて解説していきます。

※当サイトでは2021年12月時点の情報を掲載しています。最新の情報をお届けするよう更新をしていますが、メーカー側による価格の変動や販売終了など、記載している情報と異なる場合もありますので最新情報の詳細は各メーカーの公式サイト等でご確認ください。
※当サイトでは税込み価格で表記しています。

シミ・シワ改善して艶肌に!大注目のレチノールとは

「美容関連の仕事をしている人で使用していない人はいない」と言われているほど、美容のプロからの信頼が厚いレチノールという成分。

レチノールってどんな成分?

いったいどんな成分なのでしょうか。

レチノールとは

レチノールはビタミンAの1種

レチノールとはビタミンAの一種です。

目や皮膚の粘膜を健康に保ったり、抵抗力を強めたりする働きがあります。

ビタミンAは肌に大きく作用しているビタミンとして知られており、ニキビの外用薬などにも配合されていました。

表皮の細胞を増殖させてターンオーバーを促進して古くなった角質を排出したり、コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促してくれます。

肌表面にも、肌の内側へも良い影響を与えてくれる成分なのです。

MM編集部
ビタミンCを摂れば良いと思ってた・・・!

 

“光老化”した肌を補修してくれる

皮膚の老化のうち、約20%は自然老化、約80%は光老化と言われています。

光老化とは繰り返し浴びる紫外線によって真皮を生成する仕組みが壊されていき、肌の弾力がなくなり、シミは大きくシワは深くなってしまうなど、太陽光線の影響によって起こる老化現象のことです。

女性が1年中日焼け止めを塗るのはこの光老化を防ぐためです。男性では夏でも日焼け止めを塗るという人も多くありません。ですから年齢を重ねたときに濃いシミがたくさん出てくるのは男性の方が多かったりするわけです。

 

男性は濃く目立つシミができやすい

男性はヒゲ剃りで肌バリアが弱くなり乾燥しやすいのに、スキンケアやUVケアをしないというケースが多いです。加えて皮脂量は多いので若いうちはニキビもできやすく、それが炎症してニキビ跡やシミとして残ってしまう男性もいます。

下記は、顔のイボ・膨らんでいるシミ(脂漏性角化症)が多く悩んでいた男性がレーザー治療などで綺麗になっている症例です。やはりシミがない方が若く肌が綺麗に見えますね。半年間の治療でかかった費用はおよそ30万円です。

肌と歯のクリニック 東京ベイ幕張のシミとり症例症例写真 出典・引用:肌と歯のクリニック 東京ベイ幕張

「60代以降とかになってからじゃないの?」

「年齢が上がれば仕方がないことだと思う」

と考える方もいるかもしれません。しかし、コロナ禍でマスクを着用して肌が擦られている状態が続いている私たちの肌は、シミができやすい環境下にいます。
そのため20代、30代の男性でもシミが気になっている人、ケアをしたいと考えている人は多いようです。

 

下記は、40歳男性の頬にあるシミ・そばかす治療の症例です。治療前でもそこまで目立つシミの状態ではなかったにもかかわらず、治療後にはそれが薄く小さくなったことで、顔全体が明るくなり垢抜け顔になり若々しさになっていると感じるのではないでしょうか。

ゴリラクリニックのシミ取り治療の症例症例写真 出典・引用:ゴリラクリニック

男性のシミは”ない”に越したことはない

のです。

ただ、シミが濃くなったり、量が多くなってしまってからだと、いざ治療を受けてみようとしたときにそれなりの費用とダウンタイムが必要となります。

ですから、今からでも毎日のスキンケアにUV対策とレチノールを導入することがとても大切なのです。

ビタミンA(レチノール)は紫外線などで肌がダメージを受けると細胞の再生を促して補修してくれる働きがあります。外に出れば基本的に紫外線を浴びてしまう顔というのは、毎日ビタミンAを補給するべきだということになります。

美容クリニックへ行くのは抵抗がある、予算はないという男性は、とりあえず夜シャワー後にレチノールを塗る習慣をつけてみましょう。そしてできるだけ外出前には日焼け止めを塗りましょう。

男は黙って、レチノール

 

ビタミンAが多く含まれる食品

ちなみにビタミンAは身体の中から補給することももちろんできます。

  • レバー
  • 卵黄
  • ニンジン
  • ほうれん草
  • うなぎ

などが挙げられます。

サプリメントで取るのも良いでしょう。ビタミンAのみというのはあまりありませんが、マルチビタミン系のサプリを摂ればビタミンAも摂取できます。

身体の内側からビタミンAを摂ることで肌へのレチノール補給はもちろん、目の角膜や網膜を健康にしてくれます。

ビタミンAのサプリ容量価格
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Nutricost ビタミンA 10000 IU、500ソフトカプセル、非GMO、グルテンフリー
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※価格は変動している可能性があります。現時点での価格は販売サイトでご確認ください。

 

レチノールとトレチノイン(レチノイン酸)の違い

レチノールについて調べているとトレチノインレチノイン酸という成分を目にすることがあるかもしれません。

トレチノインもレチノールと同じくビタミンAの一種で、レチノイン酸とも呼ばれます。当サイトではトレチノイン(レチノイン酸)と表記します。

SNSや口コミサイトで使われている”レチノール”という言葉や、ドラッグストアなどで購入できる”レチノール”配合の商品が指しているのは広い意味で、

  • パルミチン酸レチノール
  • プロピオン酸レチノール
  • 酢酸レチノール
  • レチノール

のことだと思って良いでしょう。

レチノールやトレチノインを含めたビタミンAの構造

 

最も刺激が強く、肌へ大きな影響を与えるのがトレチノイン(レチノイン酸)です。トレチノイン(レチノイン酸)の生理活性レベルは、レチノールの50〜100倍という高さです。

トレチノイン(レチノイン酸)は、誰でも血液中にごく微量存在するものなのでアレルギー反応を起こすことは通常ありませんが、有効成分のその他の添加物によるアレルギーはありえます。

そのため、トレチノイン(レチノイン酸)は医薬部外品への配合は認められていません。皮膚科や美容クリニックなどの医療機関でのみ処方してもらうことができます。

レチノールはドラッグストアで購入できるスキンケアにも含まれていますが、トレチノイン(レチノイン酸)は医療機関で処方される医薬品である、ということになります。

レチノールトレチノイン(レチノイン酸)
分類医薬部外品/化粧品
※ドラッグストアで購入できる
医薬品
※医療機関で診察を受けて処方してもらう
生理活性レベル150~100
肌への効果小さい大きい
副作用小さい大きい

※生理活性・・・生体内化学物質が生体の特定の生理的調節機能に対して作用する性質のこと

 

レチノールは何歳から使用したら良いの?

結論から言うと、今からです。

レチノールは肌の老化の予防とすでに光老化してしまった肌の補修もしてくれるだけでなく、ニキビ予防にも良い働きをするため、美容皮膚科医は10代でも使用を推奨しています。

※レチノイド・・・ここではパルミチン酸レチノールやレチノール、トレチノイン(レチノイン酸)の総称として使用されていると考えられます。

 

10代という若さがある肌では”目に見えるような効果”がわかりにくいですが、紫外線を浴びやすいでしょうし皮脂分泌の抑制でニキビを予防する働きに貢献してくれます。

ニキビを予防しつつ、ニキビ跡がシミのように色素沈着しているケースでもターンオーバーを促し、古い角質として剥がれ落ちやすくしていくので10代~20代の男性でも積極的に取り入れるべきでしょう。

ニキビ跡がシミのようになっている20代男性

 

50~70代という年齢でレチノールを使用すると、目に見えて効果を実感できるケースもあります。小じわやシミが薄くなり、レーザー治療をしなくても整形級の変化を実感できる可能性がある年齢です。

50代/女性
施術内容:レチノールクリーム外用
目尻のしわが目立ちます。表情によるしわはボトックスで改善しますが、無表情でも残るしわはボトックスでは改善しません。
レチノールクリームを1日1回夜に顔全体に塗りました。目じりのシワをレチノールクリーム塗布で改善した症例レチノールクリーム0.5%剤を1本分、半年かけて使った後の経過写真です。
肌全体にツヤが出て、明らかにしわが改善しているのがわかります。

出典・引用:聖心美容クリニック

トレチノインでは、70代や80代の患者さんのお肌も若返りますし、10年以上使用している患者さんもおられます。しかし、例えば、10年間使用した方の10年後の肌を組織学的に調査した研究報告はないため、さらなる長期使用の安全性や皮膚老化に対する作用については、今後の研究を待つ必要があります。

出典・引用肌のクリニック高円寺麹町

 

また、シミ取りレーザー治療と併用するとより確実な効果を期待できます。

大き目の老人性色素斑→ピンポイントでQスイッチヤグレーザー
その他、全体の色調と肌質改善→全顏にオバジを提案しました。

左>初診時 右)レーザー+オバジ10週後Beauty Tuning Clinic -美容調律診療所-の70代女性のシミ取りレーザー+オバジ(ゼオスキン等)によるシミ治療症例

出典・引用Beauty Tuning Clinic -美容調律診療所-

上記はBeauty Tuning Clinic -美容調律診療所-での70代女性の症例です。

まぶたと眉上の大きなシミにだけQスイッチレーザーを照射しているそうです。薄くて小さなシミはもちろん、目尻や頬にあったシワが改善しているのが良くわかるのではないでしょうか。使用されたオバジというのはレチノール系医薬品のことです。

 

レチノール使用で期待できる効果 まとめ

前述してきたように、ビタミンAの一種であるレチノールの肌への効果はたくさんあります。

  • 皮脂分泌を抑制してニキビを改善
  • ターンオーバーを正常化して、古い角質を排出&皮膚の色調を整える
  • 表皮細胞の成長を促進して表皮の厚みが増し、肌のバリア機能を向上
  • コラーゲンやヒアルロン酸を作り出し、ハリや弾力を改善

などが挙げられます。

レチノールは、現状の肌悩みにも将来起こりうる肌悩みにも作用して改善が期待できるため、医療機関の美肌治療でも自宅でできるデイリーケアとしても大・大・大注目されているわけです。

良いことだらけのレチノールですが、これだけの高機能成分なので使用方法には注意が必要です。

 

レチノールのリスク「A反応」とは?

レチノールは肌に塗ることでその効果を期待できるスキンケアアイテムです。

レチノールを肌に塗ることによって、期待できる肌質改善の良い反応以外の副反応として「レチノイド反応」というものがあります。A反応と表現されることも多いです。

ビタミンAが不足する肌に、ビタミンAを補給したときに新陳代謝が促進されることで起こります。
レチノールを塗ることでビタミンAが突然補給されたことにより、肌が慣れるまで誰にでも起こりうる症状です。
アレルギー反応などではありませんが、心配になったり見る目が気になる男性もいるかもしれません。
レチノール塗布によりA反応で肌に赤みが出た症例

もちろん個人差がありますが、レチノールによるA反応の症状例は赤みかゆみピリピリ感乾燥感皮むけなどです。

ビタミンAが不足している肌だからこそ、A反応が出ます。最初は驚くからもしれませんが、肌がビタミンAに慣れれば自然におさまることがほとんどです。

 

パルミチン酸レチノールや低濃度のレチノール含有のスキンケアから始める
パッチテスト後、週に2回程度の塗布から始める

ここからスタートして、徐々に肌を慣らしていくステップアップ方式でのスキンケアがおすすめです。
肌の様子を見ながらビタミンAを蓄積していき、自己再生力を引き上げていきましょう!

※A反応が強くでた場合には使用を止め、症状が続く場合には受診をしてください。

 

パルミチン酸レチノールは刺激が少なくて毎日使用できる安定性があり、レチノールは刺激が強めなので濃度や使用頻度に気を付けながらも高い効果が期待できます。

初めての方は、パルミチン酸レチノールが配合されたビーエスコスメのエッセンスTWなどがおすすめです。

夜のみの使用を推奨している乳液タイプのレチノールです。
(MM編集部スタッフも初めてのレチノールスキンケアでこちらを購入ました。A反応なしでした。)

BSコスメのエッセンスTWは初心者向けのレチノール
皮むけなどのA反応がなかったけど、効果がないのでは?

となる方もいらっしゃるかもしれません。

安心してください。

目に見えるA反応がなくても、ちゃんと肌のためになっていますよ。

 

レチノール使用によるA反応で皮むけしてこそ”効果あり”は勘違い?!

A反応の皮むけを見ると「古い角質が剥がれ落ち、新しい肌に生まれ変わっている!」と視覚的にも強く感じるかと思います。

皮むけしていないと「反応がないから効果がないのでは」と感じてしまいがちですが、反応の強さには個人差があるので皮むけしてこそレチノール効果があるというのは間違いです。

レチノールの使い方

レチノールはだだ塗れば良いというものではありません。始め方を間違えると肌に刺激が強すぎたり、選び方を間違えると紫外線で肌ダメージを受けてしまいやすくなる可能性があります。

レチノール配合の商品の例

守りのレチノール

  • パルミチン酸レチノール
  • プロピオン酸レチノール
  • 酢酸レチノール

は【守りのレチノール】と言われていて、刺激が少なく紫外線から肌を守る働きをします。

肌が敏感になっているときや紫外線が強い季節などは、これらの種類のレチノール配合スキンケアを使用しましょう。朝のスキンケアで使用できるのもこのあたりのレチノール製品です。

ビーエスコスメのエッセンスTWシリーズやなめらか本舗のリンクルシリーズは、パルミチン酸レチノールが配合されています。ただ、ビーエスコスメでは夜に使用するように推奨しています。

攻めのレチノール

  • レチノール

は紫外線に弱くなるがターンオーバーを促して、ニキビ跡やシミ、シワなどを改善する【攻めのレチノール】と言われています。

肌を再生していくためにはこのレチノール製品を使用すると良いでしょう。基本的には夜に使用するものだと覚えておいてください。

KISOのレチノールシリーズ、イニスフリーのレチノールシカシリーズ、トゥヴェールのレチノショットあたりが人気です。

イニスフリーのレチノールシカアンプルは韓国で発売から連日品切れ、日本では2022年2月に発売予定です。楽天やQoo10の公式サイトから輸入すれば今すぐ購入できます。トゥヴェールのレチノショットはレチノールを含む5種のレチノール成分を配合していて、かなり攻めているレチノールクリームです。

使用範囲や使用頻度に注意!

配合されているレチノール濃度は商品によって異なります。それに伴い、使用方法も違うため公式サイトで確認したり購入時に添付されている資料にしっかり目を通してください。

酸化に注意!

レチノールは酸化してしまいやすい成分なので、開けたらすぐに閉めて、紫外線に当たらないように保管する必要があります。冷蔵庫で保管することを推奨している商品もあります。

MM編集部
ちょっと・・・いや、結構面倒くさいですよね!!
これができる人が美肌になっていくんですね。スキンケアに不慣れな男性にはかなり煩わしく感じるかもしれませんが、効果を得るために我慢して挑戦してみましょう!!

 

次のページでは、激推しレチノールアイテムを上級者・中級者・初心者向けに分けてご紹介します。